ローソク足
相場の本質は『価格』『時間』『市場心理』この3つで構成されています。
世界中のトレーダーが一番気にしている『値動き』がローソク足には表れています。
分析方法や手法はトレーダによって千差万別ですが、ローソク足にある情報(始値・終値・高値・安値)は同じです。
「始値」「終値」「高値」「安値」この4つの価格を世界中のトレーダーが見ているということは、ローソク足に表れる「始値」「終値」「高値」「安値」を理解することは非常に意味があるということになります。また ローソク足に表れるパターンは、いち早くシグナルを発してくれます!
「始値」:単位期間の開始時の値段
「高値」:期間中最も高かった値段
「安値」:期間中最も安かった値段
「終値」:単位期間の終了時の値段
ローソク足に表される「実態」と「ひげ」の意味も理解しましょう。
ローソク足は、4本値(高値・安値・始値・終値)をビジュアル的に分かり易く表現している世界的に有名な罫線で、又ローソク足には市場心理が的確に表れるものです。
ローソク足を見る際のポイント!!
・ローソク足は1本で見ない
ローソク足1本で分析することも出来ますが、複数のローソク足を組合せて分析する方が、1本だけで分析するよりさらに精度が高まります。
・はらみ線
2本のローソク足を見たときに、1本目のローソク足が2本目のローソク足を包む形状を言います。
はらみ線が出現すると、上昇もしくは下落の力が弱まっているため、よりトレンド転換になる可能性が高いと言われています。
・包き線
2本のローソク足を見たときに、2本目のローソク足が1本目を上から下まで包める大きさになっている形状を言います。
包み線とも呼ばれ、1本目のローソク足の始値から終値までを包み込めるほど大きな値動きがあったと判断されます。
そのほかにも、大陰線が3本並ぶと下降トレンドに・・・等パターンによる分析方法は様々あります。
移動平均線など他のテクニカル分析と組合せたり、利益確定や損切りなどのタイミングを決める基準としてローソク足パターンを知っておくことは大変役に立つと思います!!